英語民間検定試験の導入延期へ!現場は混乱必至!!

2020年度から導入が予定されていた【英語民間検定試験】は、導入を2024年度へ延期する案が浮上している

今朝一番で全国を駆け巡ったニュースでした。

これを聞いた教育現場は本当に大混乱だと思います。

英語民間検定試験制度とは、大学入試において、従来から大学入試センターが実施していた共通試験で疑問視されていた暗記型の試験から、「読む・書く・聞く・話す」という語学本来の能力を測るために導入された大学入試のための試験制度である。
これらの語学能力のうち、会話能力を共通テストにより一斉に実施することは困難であるため、民間で行われる英語検定試験のうち文部科学省が指定した7種類の検定試験を利用し、最大で2回までの成績を出願先の大学に提供できる。

summarized by Showcalla

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「読む・書く・聞く・話す」という語学本来の能力を測るためという制度趣旨は非常に意味のあるものです。

私なんて暗記世代なので暗記で全国1位が取れちゃったんですから。

でも、今はもうほぼ英語なんて使えないですよ。

多少は使えるかもしれませんが、いずれにしてもその程度の英語力しかない受験生(当時はもっと高かったと思いますが)が満点取れるような試験もどうなの?という疑問は大きかったです。

ただ、この制度に対しては制度設計当時から、

受験生A
異なる試験の点数を比べて不公平は生じないのか

とか

受験生B
そもそも実施目的の異なる民間試験同士を比べることが適切なのか

といった疑問や不安を抱く教育現場の当事者が非常に多かったのです。

識者からは制度そのものの導入を廃止すべしとの声も多く上がっていました。

しかし政府としても時間と頭を使ってやっと設計した新制度なので、簡単に「やめます」とはいえません。

そうこうしているうちに新制度導入年が翌年に迫っていた2019年10月、思わぬ形で新制度の導入に動きがありました。

萩生田大臣
裕福な家庭の受験生は多くの試験を受験できる機会があるかもしれないが、そこは身の丈に合わせて頑張ってもらえれば

という趣旨の、まるで受験生を軽視した他人事のような発言をきっかけに世論が大反発しました。

その結果、2019年11月1日になり英語民間検定試験の導入を延期するという方向で政府が調整しているということが報道されました。

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英語民間検定試験の是非はともかくとして、

これまで散々と識者や教育現場から制度に関する疑問や問題点の指摘、制度変更や導入延期に関する声が上げられて、それを踏まえても2020年度の導入に変更はありませんでした。

しかし、今回のように文部科学大臣の不適切発言一発で試験導入に関する流れが変わるなんて、本当に教育現場のことを考えているのでしょうか?

もはや教育現場が政局に振り回されていると言わざるを得ない状況です。

流行りの言葉でいうなれば「まったく受験生ファーストじゃない」ということでしょう。



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