鳥取県の誇る(?)有名武将・名和長年。
その名和一族を祀るのが名和神社です。
名前は知っていましたが、実は桜の名所にもなっていました。
そこで、村長は花見も兼ねて、初めて名和神社を訪れました。
アクセス
名和神社は鳥取県西伯郡大山町に鎮座する歴史のある神社です。
鎌倉時代末期、元弘の乱の末に謀叛人として隠岐の島に流された後醍醐天皇ですが、その後、隠岐の島を脱出した後醍醐天皇が船上山で挙兵する手助けをしたのが名和長年。
その名和長年の一族を祀るのが名和神社です。
名和長年は、建武の新政(1333年)を執った後醍醐天皇の側近として仕えることになります。
駐車場はそこそこ広いです。
花見シーズン以外は駐車に困ることはありません。
鳥居周辺
鳥居のすぐ近くに一番大きな桜の木があります。
鳥居をくぐった参道沿いが桜並木になっています。
参道から鳥居を見るとこんな感じ。
低い枝は、大人の背丈くらいのところまで降りています。
拝殿周辺
門の前には控えめな枝垂桜がありました。
カメラ女子がすげー長い時間、枝垂桜の写真を撮影していました笑
門をくぐると拝殿が見えてきます。
田舎にある神社にしてはけっこう立派で、綺麗に管理されていました。
神社の社紋にしては珍しい船の紋。
調べたところによれば、どうやら名和家の家紋が帆掛船。
そのため、名和家を祀る名和神社の社紋も帆掛船になっているようです。
本殿
本殿の周辺は塀で囲われており、綺麗に管理されていました。
ただ、本殿の後ろをぐるりと一周してみましたが、塀の中に背丈の高い木が植えてあったため、本殿がかなり見えづらかったです。
おまけ
名和神社から車で5分程度のところに後醍醐天皇が腰掛けたといわれる【後醍醐天皇御腰掛岩】があります。
本当かどうかはわかりませんが、整備された漁港の一角に大岩が祀られた状態で残されています。
名和神社までお越しの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
南北朝時代の武将の足跡を辿る!
桜の名所ということもあり、初めて桜の季節に名和神社を訪れました。
世間的にはそれほど知名度は高くはありませんが、名和長年は、後醍醐天皇が建武の新政を行う足掛かりを作った人物といえるでしょう。
そんな名和家一族を祀る名和神社。
歴史好きな方は、歴史の1ページのきっかけになった山陰の舞台にぜひ足を運んでみて下さい。
おしまい